二次小説とかオリ小説とか。
銀魂の二次小説とかオリ小説とか書いていくつもりですー
よろしくー
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にているふたりは。 5話
『「はい、きーちゃんも。見てみて、みんな良い顔してるから~」
桃井が写真を配っていた。先日、急に撮りたいと言い出したときはみんな面倒そうな顔をしていたが、こうしてみるとなるほどいい顔をしている。
「目立ちすぎなのだよアホ峰。」
「うっせーよお前もちょっとは笑えよ!何か怖ぇ」
「敦、これは食べたら駄目だからね」
「えー赤ちんこれおいしいのー?」
「桃っち黒子っちに近すぎないスか~」
「現像までしていただいてすみません。」
「うふふ、どういたしましてー」
でも、なぜこんな何でもない日に?試合のあとにでもやればもっといいのが撮れたろうに。
不思議に思ったので、帰りに聞いてみた。
「何で今だったんスか?」
「あー写真ー?」
「そッスよ。試合の日とかに撮ればよかったのに。」
「うん、それはねぇ…」
今までとなりを歩いていたのに、ぱっと前に飛び出して、指を一本口に当て、こちらを向いた。
「おまじないに使いたかったの。」
これ内緒だよ?、と前置きしてから前を向いて続ける。
「想いが伝わるおまじないなんだけどね、その人に触れて写真を撮るの。そしてその写真を誰にも触られずに持っていたらいつか思いが届くんだって!素敵だと思わない?」
「ふうーん……って事は、この中に好きな人がいるッスね!」
まあ大方青峰あたりだろう。おまじないなんてしなくても届くようなきがするのだが。
「きーちゃんはテツ君のこと、好き?」
「え?あ、いや、ふつーにす、好きッスよ?」
「何でいきなりとまどってんのー。あ、別に変な意味でじゃないからね」
「わ、わかってるッスよ!」』
「…って事があって、その写真ッスよ。」
「で、お前も真似してやってたんだ、そのまじない。そりゃあ悪いことしてしまいましたわねえ。」
「えっ!そんな事!…無くもないッスけど…」
「ほお、結構黄瀬にもツンデレ要素ってあったんだなあ。」
なんだかんだで茶化しつつ、お茶を入れてくれるあたりがやっぱり気が利くんだなあ、と思う。
「んで?誰よ、相手は。」
「ななな何でそうなるんすか?!」
「ああそっか、普通に考えて桃井だよな。女一人だし。」
「そーゆー事じゃないッスよ!」
「だってそうだろ?写真に写ってる奴にしか効かないんだから。」
「うー…やっぱ頭いいッスね、伊月さん」
「あてたげよっか。 ……黒子でしょ?」
「ばっちがっっ、だってそれはっ」
いいのいいの、と悪びれもせずに笑う。
本当に何なんだ、この人。
「俺も人のこと言えないしね、そこは気にしないから。でもごめんな?そんな大事なおまじない解いちゃって。よければ今度黒子呼んでやるよ。」
そうして今日は夕飯を食べずに家へ帰った。帰り際にもう一度ごめんなー、と言われたら笑うしかなかった。
…大体、おまじないなんて自分へのいい訳でしかなかったんだ、結局。
桃井が写真を配っていた。先日、急に撮りたいと言い出したときはみんな面倒そうな顔をしていたが、こうしてみるとなるほどいい顔をしている。
「目立ちすぎなのだよアホ峰。」
「うっせーよお前もちょっとは笑えよ!何か怖ぇ」
「敦、これは食べたら駄目だからね」
「えー赤ちんこれおいしいのー?」
「桃っち黒子っちに近すぎないスか~」
「現像までしていただいてすみません。」
「うふふ、どういたしましてー」
でも、なぜこんな何でもない日に?試合のあとにでもやればもっといいのが撮れたろうに。
不思議に思ったので、帰りに聞いてみた。
「何で今だったんスか?」
「あー写真ー?」
「そッスよ。試合の日とかに撮ればよかったのに。」
「うん、それはねぇ…」
今までとなりを歩いていたのに、ぱっと前に飛び出して、指を一本口に当て、こちらを向いた。
「おまじないに使いたかったの。」
これ内緒だよ?、と前置きしてから前を向いて続ける。
「想いが伝わるおまじないなんだけどね、その人に触れて写真を撮るの。そしてその写真を誰にも触られずに持っていたらいつか思いが届くんだって!素敵だと思わない?」
「ふうーん……って事は、この中に好きな人がいるッスね!」
まあ大方青峰あたりだろう。おまじないなんてしなくても届くようなきがするのだが。
「きーちゃんはテツ君のこと、好き?」
「え?あ、いや、ふつーにす、好きッスよ?」
「何でいきなりとまどってんのー。あ、別に変な意味でじゃないからね」
「わ、わかってるッスよ!」』
「…って事があって、その写真ッスよ。」
「で、お前も真似してやってたんだ、そのまじない。そりゃあ悪いことしてしまいましたわねえ。」
「えっ!そんな事!…無くもないッスけど…」
「ほお、結構黄瀬にもツンデレ要素ってあったんだなあ。」
なんだかんだで茶化しつつ、お茶を入れてくれるあたりがやっぱり気が利くんだなあ、と思う。
「んで?誰よ、相手は。」
「ななな何でそうなるんすか?!」
「ああそっか、普通に考えて桃井だよな。女一人だし。」
「そーゆー事じゃないッスよ!」
「だってそうだろ?写真に写ってる奴にしか効かないんだから。」
「うー…やっぱ頭いいッスね、伊月さん」
「あてたげよっか。 ……黒子でしょ?」
「ばっちがっっ、だってそれはっ」
いいのいいの、と悪びれもせずに笑う。
本当に何なんだ、この人。
「俺も人のこと言えないしね、そこは気にしないから。でもごめんな?そんな大事なおまじない解いちゃって。よければ今度黒子呼んでやるよ。」
そうして今日は夕飯を食べずに家へ帰った。帰り際にもう一度ごめんなー、と言われたら笑うしかなかった。
…大体、おまじないなんて自分へのいい訳でしかなかったんだ、結局。
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