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二次小説とかオリ小説とか。

銀魂の二次小説とかオリ小説とか書いていくつもりですー よろしくー

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そご誕!!


「そんなに好きなんですかィ」
「ふふっ、さぁな」
綺麗な笑顔を零す旦那。
あーあ、
「死ね土方!!」
「総悟ォォォ!!!」

まるで俺の声が聞こえていたかのように、ドタドタと荒々しい足音と共にタイミング良く現れた。バンと勢いよく開かれる障子。
「何ですか土方さん、職務放棄ですかィ。こりゃぁ切腹モンですぜ?」
「よ、土方君。相変わらず怖ぇ面してんなぁ」
「おまっ、何で総悟の部屋にいんだよ!」
「え?だって、今日沖田君の誕生日じゃん?銀さん一肌脱がなきゃじゃん?なぁ、沖田君」
「へぃ、そうですぜ旦那」
息ぴったりの二人に、土方はわなわなと拳を握り締める。

「お前は俺のモンだろうが!他の男の誕生日なんざ祝わなくていんだよ!」
「はぁ?銀さんはみんなの銀さんなんだよ!誰がいつテメーのモンになりましたか?!」
「なんだと?!俺たちゃ付き合ってんだろうが!」

目の前で始まった痴話喧嘩、いや、夫婦喧嘩に沖田は溜め息を吐く。
あんだけお互いを罵っているくせに、実際は愛情の裏返しってヤツだから見ているこっちは敵わねェ。
旦那も口では『さぁな』としか言わないけど、本当は土方の野郎に相当惚れているに違い無い。喧嘩している今の今でも、悔しいがひどく楽しそうなのが、その何よりの証拠。

「大体よぉ、何でお前にいちいち指図されなきゃなんねーの?お前は俺の母ちゃんですか?!」
「誰が母ちゃんだ!今日俺の部屋に来いって昨日言っただろうが!」
「はぁ?そんなこと聞いた覚えね、え……あれ?言ってた、かも?」
「ほらみろ、忘れてたんじゃねぇか!」
旦那の手の力が緩んだのをいいことに、自分の首元から手を外させ旦那を引っ張って部屋を出て行こうとする。

「ちょ、土方?!まだ沖田君の誕生日…」
「まだ言うか!総悟、諦めろ、こいつは俺のモンだ。祝って欲しけりゃ他を当たれ」
「んなっ!テメッ、何ハズいこと言ってんの?!」
あーあー…旦那、顔が真っ赤ですぜ、もうこんならぶらぶっぷり見せつけられちゃ、気分が悪いでさァ。

「もう、旦那、さっさと副長室に行って下せェ」
「沖田、くん……?」
せめてもの悪あがきだった。そこで旦那が笑っていなかったのが、せめて、幸せ。


「あーあと、さっさと死んで下せェ土方コノヤロー」

俺がおきまりの台詞を吐くと同時に、マヨ野郎は俺の部屋を出て行った。

まったく、とんだ誕生日でさァ。
誕生日の日まであの二人のいちゃいちゃを見せつつけられるなんて…


「沖田くーん、ちょっとちょっと」

ふと声の方を見ると、まだ連れて行かれなかったらしい、旦那が手招きをしていた。

「なんですかぃ、早く行ってく…」

「誕生日おめでと、総悟。」
耳元で囁かれると、さすがに我慢の限界に達する。やばいこれはやばい。やばい。
「旦那、これ…」
渡されたのは高級そうな箱だった。しかもそのロゴは某有名時計ブランド。
「こんな金、あるんですかぃ?」

「いやー、それはその、なんつーの?」
照れ隠しのように頭を掻き、目をそらす。
「どっかの多串君からな。自分で渡せって言ったんだけど。」
野郎の話をするととたん、顔が赤くなる旦那。そうゆうとこ、あんま好きじゃないですぜぃ。
でもまあ、
旦那に祝ってもらうなんて、

ホントにとんだ誕生日だねぃ。
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何系でもない沖土。【5/5土誕】

5月5日はこどもの日…ではなく、あの人の誕生日。

覚えてる、訳がない。きっとあの人のことだから。
自分の誕生日も忘れて、仕事に夢中で。
仕方ないから、俺が誘わなきゃなんないじゃねぇかぃ。

何で、俺がこんな事。
それは、――まあ、惚れた弱みって奴だろう。

___________________

「総悟っ、おい総悟いるかー?」
「なんですかぃでけぇ声出して。」
「てめ、またサボってやがんな。自分の始末くらい自分でやれ。」
…ああ、始末書。

「別に大砲の一つや二つでそんなに騒ぐこたぁないでしょ」
「規則は規則だ、さっさとやれ。」
この人はこれだからつまらない。
だからいつも俺が面白くしなきゃいけないんでぃ。
「嫌でさぁ。」

「はぁ?」
「だーかーら、嫌だ、って言ってるでしょう?」
「何、お前はバカなの?!あんなんさっさとかきゃ30分もかかんねぇよ?」
「その30分で大事な用があるんでさ。それがおわんなきゃ何もできやせん。」
「ったくガキか、お前は……。…それで、何がしてほしいんだ?」
やりぃ。
結局甘ぇんだよ、昔っから。

「とりあえず、付いてきてくだせぇ」

そして、着いたのは俺の部屋。
プレゼントなんて思いつく訳もないから、とりあえず。
「ぷれぜんと、俺って事でいいですかねぃ?」
内心、すごく緊張してた。
なのにこいつは恍けた顔で、
「ああ、そっか今日…」
なんて言いやがる。

ほら、やっぱり忘れてた。
ったく、人がどれだけ頑張ったかも知らないくせに。頭に来る。

本当にこの人は仕事馬鹿で、

そして俺は副長馬鹿で、

今日もまた、惚れた弱みなんて言って許してしまうのだった。

王道かぷに挑戦するかなぁ、

バラ色の日々 で土沖



追いかけても、手に入らない。
そんなこと、知ってた。
何せ十年単位で勉強してきたから。

でも、お前は誰の物にもなっていなかったから――。


バラ色の日々、理想郷をお前と探してきたつもりだった。
たとえ世界が終わっても、と。
でも、汚れちまった思い出で今を輝かせたいのは、俺だけか?

「土方さん、実は旦那、俺のコレなんでさぁ。」
 隣に万事屋を置いて、お前は親指を立てていた。

―雨の中を傘も差さずに走るのは
 過去の悲しい思い出のように大事なような
 だけど 茨が絡みついて運命は悪戯
 乾いてしまうのは

「…寂しい、」ねぇ。

そんなこたぁ無い。
わかりきってることだ。
わかってんだ、あいつは月だから、

見えてても指からすり抜ける。
俺の、バラ。――バラ色の日々。

涙なんかでない。
うるさい、これは雨粒だ。
なんも見えねぇ。雨で歪んで。
こうやって俺がもがくのを神様とやらは見てるのか。
そうして生きてんのか。

偶然か、もてあそばれてんのは。

そ れ で も
―あのとき感じた夜の音 君といやした傷の跡
 いくつもの星が流れていた 慰めの日々よ
 砂漠の荒野に倒れても 長い鎖に繋がれても
 明日は明日の風の中を 飛ぼうと決めた

「バラ色の日々よ…――ッッ」

そう満たされ 流され 汚され
  捨てられ 騙され 心まで 奪われ


I want power I want frowers
I want a future I want plrasure
I'm just a dreamer Are you a believer?
Are you believer?

いらねーんだよ、んなもん全部。
永遠なんて言わない。
少し、ほんの一瞬。
そのくらい俺にも見せてくれよ。

「バラ色の日々、って奴を。」

頼むよ、総悟。
お前を笑って送ってやりたいからさ。
_______________________

えーと、これは、何でしょうね。
酷いですね。
無駄に気持ち悪いですね。
この総悟の部分に何か違う人を入れてみて下さい。そして中井様神的ボイスに変換して下さい。
…おおなんと幸せn((ry
駄文失礼しましたorz
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