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二次小説とかオリ小説とか。

銀魂の二次小説とかオリ小説とか書いていくつもりですー よろしくー
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にているふたりは。 3話

伊月さんの部屋は、まあ思った通りというか、綺麗だった。
綺麗ってより、物が少ないイメージ。別の言い方をすると、殺風景。

「お前、殺風景って思ったろ。…あ。いいけどさ別に。ひゅ…誰にでもそういわれるから、何となく、な。」

一瞬、顔色が曇った。無表情じゃない伊月さんをみたのはさっきが初めてだ。
しかし、すぐに元に戻ってしまった。いつもこうなんだろうか。
一年前に練習試合をしたときは、冷静な人だとは思ったが表情がなかった訳では無いと思う。

「ほれ。何つっ立ってんの、荷物置いて。」

でも、だからと言ってツンとしている感じもしない。不思議な人だ。

「おじゃましまっす」

「あー、黄瀬さぁ辛口だいじょぶ?」
「ハイ、別にいいッスけど…」
「福神漬けはー?いるー?」
「どっちでもいいッスよ。伊月さんは?」
「んーじゃあ開けるか。冷蔵庫んなかあるから出してー」

何だか今日始めてきちんと話したのに、長年の友達みたいに居心地がいい。やっぱり不思議だ。


「よーしできたあ。食べるぞ、黄瀬。」
「うわっ、美味そー!」

さすが、一人暮らしだけあって料理がうまいらしい。

「いや、ただのカレーなんだけど…黄瀬お前普段何食ってんの?」
「ふぉんびみふぇ…」
「ああ食ってからでいいから。」
「……、コンビニとか、あと外食ッスけど。」
「はー。やっぱ芸能人さまは庶民とは違いますねえ」
「俺は、手料理とか食いたいんすよ?でも忙しいし俺料理ヘタだしで、なかなかできないんスよねえ…」
「おふくろの味、とか食べたいんだ?」
「いやー家、母親も結構忙しい仕事だったんで料理も半分レトルトでした。だから憧れなんスよねぇ、おふくろの味。」

「…んじゃあ、たまに寄れば?俺でよければ作るよ、“おふくろの味”。」

そのとき。
ふいに、その人が微笑った。なんちゃって、とからかうように。

わ。キレイ。
なんて無邪気な笑顔。
この人、こんな顔もするんだ。

もっと知りたい。この人の不思議を。
どんな物が好きで、嫌いで、
どんな顔をするのか、
どんなことを考えてるのか。

__そんな感じで、俺は伊月さん家に入り浸るようになった。

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二話

やっちゃって、なんて軽く言ってはみた物の。
やっぱり一年前に関わっていた人に会うと辛いのは嘘じゃなかった。

それが誠凜の人であればなおさら。

でも、俺が会ったのはバスケのできる人じゃない。
寧ろ同じ立場の先輩だった。

「俺さ、ヒジやっちゃって引退したんだわ。」

悲しいそぶりも見せずにそう吐き捨てたその人は、いつかあの子が姿を消した時の横顔に似ていた。


そんなことも相まって、じゃあ、と分かれたあとも何となく目で追っていた。
そうすると、出口近くで荷物を重そうに持っている先輩が見えた。

「、っつつ…」

即座に、手が出た。
「だいじょぶッスか、伊月さん!」

「…お、黄瀬?何、お前まだいたの。」

「そんなこと言ってる場合ッスか…ほら、一つ持ちます。無理したら体に悪いッスよ?」

「…お前、ホストとかやってんの?」

はあ?天然なのかな、この人は…。

「何かアレだぞ、絶対黄瀬スキャンダルとかすげーありそう。気ぃつけろ?多分将来どっかのキモヲタに刺されっから。」

「伊月さんて、天然なんスか…、めっちゃつかれんすけど」

「疲れーはカレーで取ろう!…ktkr!」

疲れる…。こんな疲れるのって久しぶりッスよ…

「ってことで今日カレーだから食ってけ。家ここだから。」
気づいたら伊月さん家らしいアパートに着いていた。
知らないうちに結構喋っていたらしい。
「いや、でも悪いッスよー」
「食ってけよ。お礼だお礼、お?お礼…お礼…」

結局あがっていくことになった。
この人ともう喋ってるだけで疲れたんスけど、ぶっちゃけ。

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